ゴミ焼却発電 英国で始まる

 

あふれるゴミ。電力不足。これを一挙に解決できる方法が

あります。ゴミを燃やしてその熱で発電をするのです。

 

今朝の日本経済新聞に小さな記事が出ていました。

 

「英でゴミ焼却発電建設 日立造船」

英国、ロンドン郊外にゴミ焼却発電所を作るのだそうです。

スペインの大手ゼネコンが受注し、施設の建設を日立造船が

請け負う、ということです。

事業費200億円。ゴミ処理量1日900トン

発電能力2万2000kw 来年着工、2016年完成

 

「ゴミ焼却発電」 一石二鳥ですが、技術的には難しいこと

はありません。

じつは名古屋市ではゴミ焼却工場に小さな発電機を併設して

運転しています。しかし、お茶を濁す程度。本格的な

ゴミ焼却発電ではありません。

 

なぜ日本では普及しないのか?

私の思いつく理由は

・ゴミを燃やすとダイオキシンが発生する、という古い

 知識が邪魔をしている

・市民が一生懸命分別収集に協力しているのに、それを

 一緒くたにして燃やしてしまうのは反発が大きい、

 という心配

 

地方自治体のみなさん、こんな市民の不安を解消して、

日本でもゴミ焼却発電を進めましょう。

 

家庭ごみ(一般廃棄物)は地方自治体に処理する責任が

あります。言葉を換えれば、焼却工場にゴミを全部集める

ことができる、ということ。チャンスなのです。

 

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