円安警戒論

 

黒田日銀総裁による金融緩和策に市場が反応して、円安、株高

が進行しています。

 

急激な円安、4月8日には1ドル=99円台になりました。

「そろそろ円安警戒論が出てくる頃だな」

と思っていましたら、やっぱり。

 

私はいつも中日新聞日本経済新聞を読んでいるのですが、

日本経済新聞は歓迎一色。対して中日新聞には警戒論が出て

いました。

 

・製造業は、過去、円高が続いた対策として、製造部門を

 海外に移してきた。だから円安の恩恵は少ない

 (パソコン周辺機器バッファロー、ブラザー工業、自動車各社、

  電機メーカーを例に出して)

・火力発電では液化天然ガスの値上がりなど、発電コストの上昇

・小麦、衣料などの輸入価格上昇

 

「1ドル=90円台前半なら円安によるプラス効果があるが、

 100円台半ばを超えると悪影響が出てくる。」

と書いています。

 

 

 (本題から外れますが)

オイオイ、経済記事ならもっと正確に書こうよ。

「90円台半ば」というのは90.5円なのか95円なのか、

「100円台半ば」というのは100.5円なのか105円

なのか、まさか150円ではないよね。

 

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