北方領土報道で感じたこと

 

この週末のニュースショーを見ていて感じたこと。

 

過去、「返せ北方領土」 といえば右翼の主張。マスコミは無視していました。

ところがこの週末のニュースショーを見ていてこんな発言がありました。

北方領土は平和条約締結後にソ連が北方4島に攻め込み不法に占拠したものだ」

その通りですが、あのニュースショーがそういう解説をしたのは驚きです。

 

・・・

 

反政府的傾向の強いマスコミ、とくにあのニュースショーが政府の主張をそのまま報道しました。しかし、長年の反政府的報道姿勢を知っている私にはその裏を読みたくなりました。

 

北方4島のうち、歯舞・色丹2島の返還が現実味を帯びてきています。面積では約8%。安倍政権で返還が実現しても、あの番組は

「よくやった」

ではなく

「不法に占拠されていたうちの8%しか返してもらっていない」

という政府批判をするための布石かな、と思ってしまいます。

 

・・・

 

イヤですね。もうマスコミ批判はしないつもりだったのに。

つい書きたくなってしまいました。

 

 

風景写真

 

最近ブログの更新頻度が落ちています。書きたいことが少なくなってきました。

世の中の動きに対する感性が落ちてきているのでしょうか。政治家やマスコミの悪口を言っても詮無い(せんない)ことだし。

 

そこで私の趣味の一つ、撮りためた風景写真を少しづつアップしていこうと思い立ちました。

 

第一弾。

カメラを新調して初めて撮った風景写真です。尾瀬ケ原への登山道。

f:id:junti:20181115202119j:plain

 

 

 

尾瀬ケ原の湿原に樹が生え始め湿原存続の危機だそうです。国立公園だけに樹を伐ることはできません。困った。

国立公園法を調べましたら、景観を維持するために他地域から侵入した動植物を駆逐することは許されているようです。 

f:id:junti:20181115202154j:plain

 

 

f:id:junti:20181117173238j:plain

 

尾瀬ケ原の木道は、あの東京電力が管理しています。意外。偉い。

 

入管法改正

 

出入国管理法改正案が国会で審議されています。

 

今まで、外国人労働者の受け入れは医師や弁護士など高度な技術を持った人に限られていました。コンビニや飲食店で見かける外国人店員や工場労働者は、留学生のアルバイトと技能実習生だけのはずです。

 

その門戸を広げようとするものです。技術習得の程度によって特定技能1号、特定技能2号に分け、在留資格を与え、その資格に差をつける。そんな法案です。

背景はもちろん少子化による人手不足。産業界からの要請に応えるものです。

 

例によって野党は反対しています。

「受け入れに歯止めがない。受け入れ人数の大枠を示せ。」

 

なんかピントが合っていない感じがします。反対するなら

「人手不足から、やっと賃金が上昇してきたのにその傾向を冷やすものだ。」

「デフレの輸入で、賛成できない。」

とするべきでしょう。

 

「受け入れ人数の制限」って何が言いたいの? 難民受け入れ制限を想定しているなら右翼の言うことで、野党が言うことじゃないんだけど。

 

法の規定に適合した外国人労働者なら、人数を制限せず受け入れるべきです。

 

最近読んだ本がお値打ちでした

 

どこだったか忘れましたが、どこかでこの本の紹介が有り、面白そうなので取り寄せました。アマゾンで。

古本で値段はなんと1円。私はプレミアム会員になっているので送料は無料。ホントに払ったのは1円だけ。

 

 清水義範著 日本語必笑講座

 

著者が紹介している川柳。

(作者はペンネームで書いてありました。原典をチェックするのは無理。ご容赦。)

 

「パソコンが立ち上がったらすごいなあ」

「矛盾するような消臭芳香剤」

 

いやー。面白かった。値段の100倍は楽しめました。

 

米・中間選挙の結果

 

米国・上院、下院の中間選挙の結果が出ました。まだ最終的な議席数は発表されていませんが大勢は判明しました

上院

定数100のうち今回改選35

共和党過半数を維持

下院

 435全員改選

民主党過半数を超える

 

トランプ大統領民主党首脳も勝利宣言をしました。なんだそれ?

 

ともかく、いわゆる捩れ状態です。

困ったことだ、というのが大方の見方ですが、私は結構良いんじゃないかと思います。

言いたい放題のトランプ大統領が、これで周辺と調整しながら発言するようになるんじゃないかと期待したい。

 

この結果を受けて NY 株式市場は大幅高。みんなわかっているんだ。

 

・・・

 

トランプ大統領の言動を見ていると、彼は政治家じゃなく実業家の気質が残っているようです。交渉の際、ドカンときついことを言い、交渉の過程で相手と徐々に折り合っていく。そんな西欧的交渉術を使っているように思えます。

負けるな安倍さん。

 

トヨタ 定額乗り放題サービス

 

子供の頃、初めて自転車を買ってもらったとき、うれしくて大事に乗っていました。スポーク1本1本まできれいに磨いて。

まさに 「愛車」 です。

 

愛車が自動車になっても、いつもきれいに洗車して、メンテナンスもしっかりして、

大事に乗っています。

 

・・・

 

トヨタが、好きなクルマや乗りたいクルマを自由に選び、好きなだけ楽しむことができるサービスを始めるそうです。利用料は定額で、税金、保険、メンテナンスもお任せです。

そのサービスを 「KINTO」 いうらしい。

 

私は安い車を10年乗っています。それでも車にかけている経費は、ガソリン代を除いて年間60万円くらい。月にならすと5万円くらいになります。

 

定額で好きな車に乗れるとすると利用者は高い車、新しい車に乗りたがるでしょうから、利用料を相当高くしなければ採算が合いません。

そのうえ 「愛車」 じゃないですからきちんと洗車をしないでしょうし、荒い運転もするでしょう。

 

いくら高級車でも私はそんな車に乗りたくない。利用しない。

それでも頑張ってください、トヨタさん。

 

徴用工訴訟 韓国を擁護する

 

日本では 「韓国けしからん」 の大合唱。私はへそ曲がりの虫がむくむくと頭をもたげてきました。

 

先日韓国・大法院(最高裁)は日本企業に対し、戦争中の徴用工に対し損害賠償を支払うよう新日鉄住金に命じました。日本国内では各方面から反発の声が挙がっています。

「韓日請求権協定に反するものだ」 と。

 

これに対して日本の野党が沈黙しているのはなぜでしょうか。大企業の嫌いな某野党などは

「裁判に従って払うべきだ」

とか言うかと思いましたが、なにもコメントしていません。

 

日本政府は

「韓国政府が何とかしろ」

と、さかんに働きかけています。

 

・・・

 

しかし、韓国政府の立場で考えてみると

韓国も日本と同じで司法と政府とは独立しているはず。政府は裁判所の決定に口出しできない。

裁判所の見解は

「韓日請求権協定は国と国との約束で、国民を縛るものではない」

ということ。

 

とすれば日本政府が韓国政府に何を言っても判決は覆らないでしょう。

 つまり日本側がどう動いてもどうしようもないことです。

 

・・・

 

今後考えられる方法は

・両国が揃って国際司法裁判所へ提訴すること。

・韓国政府が 「超法規的」 措置を取って最高裁判決を捻じ曲げること。

・日本企業が決定に従って賠償金を払って、その後、韓国との付き合いは止める。

・日本企業が判決を無視し続け、強制執行で財産を没収される。

 (とはいえ賠償金は1人当たり1000万円。総額で1億円以下。後の財産をどうするか、韓国政府の処置を見ているのも一興です。)

 

文大統領も頭が痛いことでしょう。ご同情申し上げます。

 

・ 

このエントリーをはてなブックマークに追加