信号待ちを楽しく

 

大雪のせいで、北陸・国道8号線が渋滞というより長時間動けなくて大変でした。今日(2月9日)朝には解消したようです。巻き込まれた皆さん、お疲れ様でした。

 

こんな停滞ではなく、私も一般的な渋滞にはよく巻き込まれます。こう叫びたくなります。

「先頭のヤツは何しているんだ。早く動けよ、バーロー」

 

ということで、信号待ちについての無駄な知識をご披露します。

 

・・・

 

「1.5秒ルール」 をご存知でしょうか。

片側1車線の混んだ道路。赤信号で何台か停まっています。信号が青になっても全ての車が一斉に動き出すわけではなく、先頭の車が動き出したのを確認してから2台目の車が動き出し、それを見て3台目が動き出す・・・ということになります。

 

1台ごとのタイムラグは約1.5秒。ですから信号待ちで自分の前に5台停まっていれば自分が動き出すのは青信号になってから7.5秒後、10台停まっていれば15秒後になります。

 

皆さん、携帯のストップウオッチ機能で計ってみてみてください。この1.5秒ルールはかなり正確ですよ。

 

交差点の信号は交通量の多少によって、青信号の持続時間は30秒から90秒くらいまでに設定されています。

仮に青信号の持続時間が60秒の交差点で、自分の前に40台停まっているとします。青信号になってから60秒後に自分は動き出すのですが、動き出す頃には信号は赤に変わっています。この青信号では通れないことになります。

 

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もう一つ 「対向車が教えてくれる」 というのもあります。

自分が赤信号で止まっていれば対向車も止まっています。信号が青になったら対向車も走り出します。対向の先頭車が自分の横を通過すれば自分も動き出す頃、と教えてくれる、というもの。

 

ただしこれはあまり正確ではありません。自分の側の車線にたくさん停まっていて信号から距離が有れば、対向の先頭車はスピードを上げて通過してしまうからです。

 

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こんなことを考えながら信号待ちをしていると退屈しませんよ。

 

自動運転車の事故 責任は誰に?

 

自動運転車の開発競争がし烈です。技術はかなり上がっています。しかし、しょせんは機械。故障や誤作動からは逃れられません。

 

事故の時、責任は誰にあるのか?

国土交通省の研究会では、自賠責保険では保険金を支払う方向で検討中らしい。

ということは運転者の責任にしてしまうことです。

ただしシステムの欠陥が有ったときはメーカーに損害賠償を求める、とのこと。

 

保険というのは万一の事故で運転者に賠償を求められたときのために運転者が掛けるもの。保険金を払うことは、運転者が自分の責任を認め自分で賠償することと同義です。

 

ちょっと割り切れない。

自動運転・レベル4(運転者が運転に関知しない、または運転者が乗らない)でも運転者の責任ですか。

 

もっとも、事故が起きた場合誰かが賠償をしなければならない。それなら自賠責を使おう、というのは、現状では、まあ、それしかない、かな。

自賠責の場合は使っても契約者に割り増し負担は来ないわけで、文句を言う筋合いは無いのですが。

 

しかし、任意保険の場合はどうなるんでしょう。自賠責を使うなら任意保険も使え、となるんでしょう。

 

・・・

 

考えてみると、

「車は運転者の不注意で事故が起こるもの。だから運転者は賠償保険に入るべきもの」

という常識は見直すべき時です。運転者が運転しないのだから。

そしてシステム欠陥による事故はメーカーに賠償を求めるのなら、運転者向けの保険は不要じゃないのか。

 

市場は気分

 

世界同時株安です。日本も・・・

 

日経平均株価

  2月1日(木)終値 23486.11円

    2日(金)終値 23274.53円  -211.58円

    5日(月)終値 22682.08円  -592.45円

    6日(火)終値 21610.24円 -1071.84円

 

きっかけは米国の株安でした。このところのバブルとも思える上昇に 「いつかは下がるだろう」 と市場は疑心暗鬼になっていました。そこへ、長期金利上昇が火をつけたようです。

それに加えてトランプ大統領のもと、上手に経済のかじ取りをしていたFRB・イエレン議長退任も輪をかけました。

 

結局、暴落の原因は些細な事でした。

「景気は気分」 という言葉がありますが、今回は 「市場は気分」 ですね。

 

今日(2月7日)終値は 21645.37円 +35.13円。

さて、この先どうなるんでしょう。市場参加者の気分は?

 

マスコミは政治家よりレベルが低い?

 

2月4日に行われた名護市長選挙。自民、公明、維新が推薦する渡具知武豊氏が当選しました。

野党と翁長沖縄県知事が応援した稲嶺・現職は落選です。

  渡具知氏 20369票

  稲嶺氏  16931票

  投票率 76.92%

 

中日新聞はこの結果が気に入らない様子です。

「『新基地に民意』 疑問符」

「渡具知氏 辺野古移設是非 明言せず」

 

つまり渡具知氏は辺野古移設について焦点をぼかした選挙戦をしたので、有権者は基地移設に賛成したのではない、ということらしい 

中日新聞はあくまで基地移設に反対らしい。選挙結果を見てもなお。

 

選挙は民主主義の根幹です。選挙に負けた政治家や政党代表は

「結果を厳粛に受け止めます」 

と神妙にうなだれます。

それに対してマスコミは 「有権者の思慮が足らない」 と、言わんばかり。どうなんでしょう?。

 

コインチェック社はノミ行為をしていたか

 

インチェック社の問題について、「ノミ行為」 に例えて報道されています。

 

ノミ行為

私が知っているのは競馬の馬券でのノミ行為です。

怪しい人たちがお客から注文が有った馬券を買わずに 「飲んで」 しまう。その馬券が外れれば丸儲け、当たれば公表された配当額をお客へ返金する、というもの。

 

インチェック社はお客からの注文について 「NEM」 を買わずに 「飲んでいた」 可能性が指摘されています。ノミ行為と言われても仕方がありません。

 

NEMの売買注文を市場を通していなかったとすれば、市場に需給情報を反映させていなかった、という意味では罪です。

しかし、お客からの返金に応えている限り 「悪徳」 ではないのでしょう。

 

考えてみると、仮想通貨はみんな上昇傾向でした。お客の注文を 「飲んで」 いては、損が膨らむばかりです。和田社長は本当にノミ行為をしていたのでしょうか。

 

白根山噴火 こんな美談が

 

先日の白根山噴火で、噴石の直撃を受けた自衛隊員一人が死亡しました。

 

ネット上でこんな話題が出ています。

ネットで盛り上がっていたようですが、私は知りませんでした。中日新聞が報道して初めて知りました。

 

当時現場にいたスキー客の話

「たまたま近くに自衛隊が居てくれて助かりました。私たち親子と噴石の間に円陣組んで立ちはだかってくれて、ずっと声を掛けてくれました。
円陣組んでくれた自衛隊の方、1名に石がぶつかったんですが、1度倒れたあと、また立ち上がって私たちを守ってくれました。
本当に感謝です。」

 

それについて自衛隊・広報室は

「ネット上の情報は把握しているが、全員の隊員から聞き取りできていない以上、それを完全に否定することも、肯定することもできません。」
「ただ、聞き取りができる隊員の情報では、円陣を8人で組み、民間人を囲んで噴石から守ったということは、可能性として極めて低いと言えます。」

 

災害で周囲が混乱している中、デマが拡散しやすいです。そんなデマの一つでは。

しかし、悪意のデマではなく美談です。

なんとなく、ほっとします。

 

トヨタ2000GT

 

このブログでは政治、経済のことを中心に書いています。備忘録の意味でも、有ったことを感想を交えて書き残しておこうということ。

 

ところが実は私の趣味は車とカメラです。

カメラは風景写真を撮っています。前回、撮った写真をアップしました。ちょっと自慢気味に。

 

・・・

 

今日はもう一つの趣味、車について書こうと思います。

 

過去1番の名車といえば、トヨタ2000GT。1967年発売。

現在でも、当時の新車価格にプレミアがついて売買されているくらいマニア垂涎の車です。

 その諸元は

  全長4175mm × 全幅1600mm × 全高1160mm

  エンジン:6気筒DOHC 2000cc

       出力 150ps/6600rpm

       トルク 18.0kgf・m/5000rp

当時の価格は238万円。

 

例えば現代のスポーツカー、日産・GTRの諸元は

  4710mm × 1895mm × 1370mm

  6気筒DOHC 3799cc

  570ps/6800rpm

  65.0kgf・m/3300~5800rpm

と圧倒的に高性能。

価格は1023万円から

 

トヨタ2000GTに近い性能の車を探してみたら、ありました。

トヨタ・86(スバル・BRZと兄弟車)

  4240mm × 1775mm × 1320(ルーフ高は1285)mm

  水平対向4気筒DOHC1998cc

  207ps/7000rpm

  21.6kgf・m/6400rpm

価格 262万円から

 

・・・

 

トヨタ200GT といえば、ジェームス・ボンドの愛車。私には手の届かない憧れの車でした。

ところが現代では、手軽に買える車がその性能を凌駕してしまった。

技術の進歩はすばらしい。そして私たちの生活水準の向上も。

 

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