電気自動車の燃費

 

昨日、電気自動車についての記事を書いていて、ふと疑問に思いました。

「電気自動車の燃費(電費)ってどれくらいなんだろう?」

 

調べてみました。(日産・リーフのカタログを参考にしました。)

 

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日産リーフの性能

  バッテリー容量 40kwh

  航続距離 400km

ここから 1kwhにつき10km走る ことがわかります。

巷間聞くのは 「航続距離400kmは無理」 ですが一応カタログを信じていきます。

 

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電気料金

・家庭のコンセントから充電すると

電気料金は 基本料金+電力量料金+再生可能エネルギー賦課金 という構成です。

基本料金は各家庭すでに払っているわけですから計算に入れません。

 ・電力量料金は使用量により20~28円と幅がありますが 25円/kwh

 ・賦課金は2~3円の幅がありますが 2.5円/kwh とします。

合計で27.5円/kwh。

 

 

・街の充電スタンドでは

月額制(2000円程度)使い放題 と 

時間制 1分間につき 急速充電15円 普通充電2.5円

 

充電スタンドでは充電量がよくわからないので、家庭での充電を前提に計算します。

 

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上記より電費は1kwh当たり10km走ることになります。したがって電気自動車の燃料代は 1kmごとに2.75円。

 

参考までにガソリン車では(130円/リッター、10km/リッターとすると)

1kmごとに13円。

 

差が大きいです。電気自動車にも何らかの形で税金をかけるべきです。

車価格が高いから勘弁してくれ? いずれ電気自動車は安くなるでしょう。

(「電気自動車は誰にでも作れる」 って皆さん言っているでしょう。)

 

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電気自動車への疑問

 

電気自動車が活況です。東京モーターショーでも各社が電気自動車を展示していました。といってもまだ開発段階。

実際に売られているのは国産では日産・リーフ、三菱・i-MieV くらい。話題の日産・ノートは電気自動車とはいえ燃料はガソリンです。

 

海外で注目を集めているのはテスラモーターズ。しかしこの社は今年7~9月期で700億円の赤字を計上しました。新型車の生産が遅れているらしい。

 

電気自動車への疑問をいくつか書いておきます

・そもそも環境に優しいの?

 走っている時に排ガスは出ません。しかし電気は他所で発電しなければなりません。

・高層ビルに住んでいる人はどうやって充電したらいいの? 

 とくに中国の都会では高層ビルに住んでいる人が多い。どうするの?

・ガソリンには高額の税金がかかっています。環境保護と道路整備のため。

 ところが電気にはガソリン税に相当する税金はかかっていません。それで良いの?

 

飛行機は落ちるものです

 

私は飛行機が嫌いです。

自動車や列車は故障しても止まるだけ。しかし飛行機が故障したら落ちて、乗っている人は死にます。足の下に地面が無いのは不安です。

 

でも飛行機はまだ良い。双発機なら片方のエンジンが故障しても近くの空港へ緊急着陸する程度には飛べるそうです。いけないのはヘリコプター。ローターが故障すれば落ちるしかない。機械は故障するものです。

 

そういう意味でもっと危険なのは話題のオスプレイ。ローターが2つ有るわけだから故障の確率はヘリコプターの2倍です。1つのローターでは飛べないんだから。

 

と言ってもどこかの団体のように 「オスプレイ配備反対」 を叫んでいるわけではありません。オスプレイにはオスプレイなりの長所が有るのですから。

 

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こんなことを考えていたらドローンの事故のニュースが流れてきました。

11月4日、大垣市のイベント会場でドローンが墜落し、6人がけがをしたそうです。

 

ドローンなんてたかがオモチャ。墜落しようが、回収不能の場所へ飛んでいこうが、どうでもいいと思っていましたらなんと他人にけがをさせました。困ったことです。

 

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何が言いたいかというと、もう空を飛ぶ機械は使わないことにしよう、ということ。重力に逆らって人が空を飛ぶ意味ってなんだろう。

 

もちろん飛行機のメリットは認めます。しかし、ヨーロッパへ半日で行けて何が良いんだろう? 1泊3日でニューヨークへ行って商談してくる、って楽しいか? 船で1か月掛かって行ったって良いじゃないか、と思います。みんな同じなら。

 

私は先日、用が有って鹿児島まで新幹線で行きました。今度は北海道へも新幹線で行こうと思っています。私は 「乗り鉄」 です。ドライブはもっと好きですけど。

 

オレも歳取ったなー

 

「街のおまわりさんと学校の先生が 『自分より若い』 と感じたら、自分が歳取った証拠だ」

昔、こんなことが言われていました。

 

昨日、第4次安倍内閣の顔ぶれが発表されました。

安倍首相(63歳)はじめみんな私より若い。お2人を除いて。

それは 中川雅治・環境原子力防災相(70歳) と 江崎鉄磨・沖縄北方相(74歳)。

そして吉野正芳・復興原発事故再生相(69歳)が同年。

 

私は昭和23年生まれ。もうすぐ誕生日が来て69歳。

オレも歳取ったなー。

 

10月末

 

10月末です。早いもので今年もあと2か月。今日はハロウィン。

私の独り言 「ハロウィンってなんだ? どうすればいいんだ?」。 

 

経済指標を書き残しておきます。

 

日経平均株価 10月31日終値

  22011.61円

 

為替

    1ドル = 113.04円
  1ドル = 6.6270元 
  1ユーロ= 131.61円
  1元  = 17.054円 
  1ウオン=0.10110円
  1ルピー= 1.7463円 

 

私の予想に反して、衆院選挙後も株価は上がり続けています。日経平均は22000円を突破しました。

 

過剰な規制では?

 

神戸製鋼所の品質データ改ざん事件や、日産自動車・スバルの検査不正事件が世の中を騒がせています。

 

高品質な日本製品の信頼を揺るがす大事件です。

 しかし、「大事件」 と書きましたが、本当に大きな問題なのでしょうか。

 

例えば神戸製鋼。どの程度の強度不足なのかまだ公表されていませんが、その部材を使用した製品の強度不足がはっきりしたものは今のところありません。ということは大幅な強度不足ではないようです。

もっとも、MRJ の強度をどうやって調べたのか疑問ですけど。

 

日産・スバルの不正検査問題。誰にでもできる検査を 「検査員」 の資格を作ってその人の検査でなくてはならない、という過剰な規制。

 

各社の担当者は、低品質の製品を出していた、という意識は無かったんじゃないかと思います。

 

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おりしも、わが社で設備改修の案件が有ります。神戸製鋼所の鋼材の出荷が止まっており、他社の鋼材が値上がりしていて、工事費が高くなる可能性があるらしい。

神戸製鋼所の製品を使って安くやってくれ」

と言っときました。

大丈夫でしょう。

 

選挙制度のせいです

 

週末のニュースショーを見ていました。

衆院選自民党が圧勝したのがよほど悔しかったのでしょう。こんなことを言っていました。中日新聞も図らずも同じことを書いていました。

 

自民党の得票率は47%。投票率を計算に入れると自民党支持票は25%。それなのに過半数議席を取るのはおかしい」

 

なんという言いがかり。それは小選挙区制のせいです。野党は分裂の影響でしょう、自民党よりももっと得票率が低かっただけです。

 

我々は(当時の国会議員も)2大政党が政権交代できるような選挙制度を選択したのですから。

しかし、米国の真似をして2大政党が政権交代を促す選挙制度って、本当に良いのかな? 少数野党は無視されるし。

ちょっと疑問。

 

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