決められない女王

 

東京都議会選挙、自民党が大敗、都民ファーストの会の圧勝でした。

投票率は前回より7ポイント増の51.27%。

 

結果を書いておきます。

         現有 ⇒ 当選者

  都民ファースト 6 ⇒ 49

  自民党    57 ⇒ 23

  公明党    22 ⇒ 23

  共産党    17 ⇒ 19

  民進党     7 ⇒  5

  維新      1 ⇒  1

  無所属    13 ⇒  6

  合計    126 ⇒127

127議席のうち都民ファーストの会と、選挙協力した公明党と無所属を合わせると79議席となり、小池氏支持は過半数を確保しました。

 

・・・

 

私が持つ小池都知事のイメージは 

「先代が決めていった政策を批判はするが、ではどうする、と決められない人」 

です。

例の 「築地 対 豊洲」 も 「両方使う」 という、中途半端な判断でした。

 

その決められない一因が舅、小舅の存在でした。その人達が居なくなり、小池さんの決断に都議会がついてくる体制になったわけです。

 

思い通りに政策を決定できる体制になりました。

頑張ってください。

 

・・・

 

今日の株価(7月3日終値)は先週末より22円ほど高い20055.80円でした。

投資家はこの事態を織り込み済みなのでしょう。

 

政府のやるべきこと

 

経済関連の本を読んでいます。

「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」 水野和夫 著

「ゼロ金利は資本主義の行き詰まりを象徴している」 というような本です。

「閉じてゆく帝国」 ってなんだ? という人は本書をお読みください。

 

著者の理論展開に若干ついていけませんが、何とか読み進めました。

 

その中で著者は、政府のやるべきことについてこう書いています。

プライマリーバランスを均衡させて税負担を高めないようにする

・人口減少を9000万人あたりで横ばいにすること

・安いエネルギーを国内で生産し、原油価格の影響を受けない経済構造にすること

 

6月末

 

6月末です。1年の半分が終わろうとしています。

経済指標を書いておきます。

 

日経平均株価 6月30日終値

  20033.43円

 

為替

  1ドル=  112.02円

  1ドル=0.147656元

  1ユーロ= 128.06円

  1元=   16.540円

  1ウオン=0.97890円

  1ルピー= 1.7302円

 

米国は利上げが実施されました。フランスでは議会選挙で与党が圧勝、EUの不安要因の一つが遠のきました。どちらも円安要因。

株価は日経平均がかろうじて2万円台を維持しています。

 

Google がEU競争法違反

 

EUの欧州委員会Google がEU競争法(独占禁止法)に違反したとして制裁金3000億円を命じました。

 

理由はインターネット買い物検索でGoogleを利用した場合、自社サービスを優遇している、との判断です。Google は 「不服だ」 として上訴を検討しています。

 

・・・

 

インターネット検索でGoogleは世界的に大きなシェアを占めています。しかし、しょせん私企業。自社のホームページで自社の商品を優遇する。私たちはそれを承知のうえで、Google検索を無料で利用しているわけです。

 

何がいけないのか?

リアルの商店に例えれば、三越の店舗で自社の商品を前面に陳列するのがいけない、と言われているようなもの。

 

欧州委員会の判断には、ちょっと疑問。

 

悪夢を見る薬

 

私は前立腺肥大です。オシッコの出が悪いのです。

病院で 「小便の出やすくなる薬」 をもらっています。

 

その処方によると、「朝食後の服用」 になっています。そこで朝食後飲んだら、30分くらいで体がだるくなり立っていられなくなりました。

これではいけない、と思って夜寝る前に飲みました。これならだるくなってもかまわないので。

 

ところがその夜、悪夢にうなされました。内容は覚えていませんが。

 

その薬は 「フリバス

副作用として

「吐き気、倦怠感、意識が薄れる~~」

と書いてあります。

 

悪夢を見る薬。どーせなら楽しい夢を見る薬が良いんですけど。

 

政治家はストレスを抱えているんだな

 

前回国会議員による秘書への暴言、暴行について書きました。

程度の差こそあれ、みんなやっているらしい。

 

私は思います。議員の皆さんはストレスを抱えているんだな、って。

私に想像できるストレスの原因は二つ。

・金がない

・マスコミがうるさい

 

金がないって、そんなことないだろう。って思いますが、まじめにやっている人の懐具合は結構きびしいらしい。

たとえば地元選挙区の有権者に自身の考えを伝えるため手紙を送ることを想定してみます。私の住む選挙区には衆議院小選挙区で40万人の有権者が居ます。

  郵送料が82円×40万人=3280万円

  印刷代と封筒代で約3000万円

1回で6000万円。たいへんだなー。

 

マスコミがうるさい

私らが路上で愛人とキスしていようと、SMバーへ行こうと平気ですが、議員さんは顔が知られています。パパラッチに見つかってしまいます。私的な講演会でも常に発言がチェックされいます。

公共の場所では常に聖人君子でなければなりません。

そりゃあストレスでしょう。って、聖人君子でいることが当たり前ですが、権力を持った人にはつらいのでしょう。

 

あーあ。私は政治家でなくて良かった。

 

秘書への暴行 「みんなやってる」 って

 

豊田真由子衆議院議員が秘書へ暴言、暴行をしていたことが明るみに出ました。

録音を聞きましたが、ひどい。

責任を取って自民党に離党届を出しました。

 

このニュースを聞いていて 「へー」 と思ったことがあります。

誰の発言だか忘れましたが、弁護するように 

「みんなやっていること。女性議員だから話題になっただけ」

 

へー、そうなんだ。

国会議員って、テレビの前じゃ聖人君子のようにふるまっているけど、裏に回るとこんな奴らなんだな。

みんなじゃないでしょうが。

 

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