なにが失言なのか わからない

 

ニュースで取り上げられている内閣府務台政務官の発言です。

豪雨被害を受けた現場を視察する際、長靴を持っていなかったので水たまりをおんぶされて通りました。その後の自身の後援会で 「長靴業界はだいぶ儲かった」 と発言しました。

 

それを聞いて菅官房長官は 「極めて不適切な発言だ。真に反省しているか疑われかねない」 と批判しました。

その後、務台氏は辞表を提出しました。

 

・・・

 

世の中、バカな政治家は多い。とくに自身の主催する会合で、油断するのか失言する人が多い。

しかし、上記務台氏の発言のどこが問題なのか、私にはわかりません。

側近におんぶされたのであって誰かに迷惑をかけたわけじゃないし、長靴業界をバカにしたわけじゃない。何を反省すべきか。強いて考えれば現地視察時の服装の不備、かな。

 

だとすると辞めるほどのことじゃない。

私の常識がズレているのかな。

 

米国株バブル

 

ドランプ大統領就任以来、米国株が値上がりしています。

NYダウは 昨年11月トランプ氏当選が判明する前 18000ドルだったものが上がり続け、数日前には 21000ドルを越えました。

「トランプ相場」 「バブル」 などと言われています。

 

 それを受けてFRB議長はバブル景気を少し冷やそうと考えたようです。

「3月中に利上げする」 と表明しました。

 

「株価を上げたいトランプ大統領 対 過熱を避けたいFRBイエレン議長」 

対立がはっきりしました。一説には打ち合わせ済みの行動だともいわれますが。

 

それを受けて投資家のみなさんはどう反応するか

・米国の景気はそれほど良い - 買い

・この先冷え込む ー 売り

 

昨日までの反応はFRBの利上げ宣言後、少しづつ下がっています。今月初め 21000円を超えていたものが昨日は20855円。

売りと判断したようです。

さて日本の株価は? まあこの先、下がるでしょう。責任は持てませんが。

 

日弁連の闇

 

私は以前から疑問に思っていることがあります。

日弁連はどうして左翼なのか」

 

日弁連の活動の中で私が左翼と思うのはこんな活動です

君が代斉唄時不起立の自由を求める

・日本軍慰安婦を性奴隷と認識するよう活動

・安保関連法に抗議するデモに参加

 

そのほか、各地の弁護士さんが原告になって起こしているのは

原発再稼働差し止め訴訟

1票の格差訴訟

 

日弁連は弁護士さんが全員加盟している組織の筈です。弁護士さんにもいろいろな考えの人が居るのに、なぜ上記の活動が組織として出来るのか?

 

・・・

 

そう思っていたら、こんなニュースを聞きました。

日弁連臨時総会の委任状が本人の了解なしに書き換えられていた」

 

「なるほど。そういう組織なんだ」 と、なんだか納得。

 

それにしても臨時総会の議題が

「弁護士が多すぎて食っていけない。対策を考えよう」

って、切実だな。

 

中国 全人代

 

中国の全国人民代表大会が3月5日開幕しました。

冒頭で李克強首相の政府活動報告演説が行われました。内容は

習近平国家主席を 「核心」 と確認

・今年のGDP成長率6.5%(昨年目標は6.5~7% 実績は6.7%)

・香港独立に前途は無い

・台湾独立に断固反対

・経済のグローバル化が発展するよう導いていく

 

「経済のグローバル化~~」 はトランプ大統領を意識したものでしょう。

 

注目は

GDP成長率を引き下げた

・習氏が 「核心」 と呼ばれた

・国防費が1兆元(16兆円余)を突破した

 

 ・

明日は我が身 

 

中国が韓国への観光客を抑制しています。具体的には自国内旅行業者に韓国旅行商品の販売を中止するよう指示しました。

 理由は韓国が米国の高高度防衛ミサイル(THAAD)の設置を決めたことに対する報復のようです。

 

そういえば台湾も、中国と距離を置く考えの蔡氏が総統になってから中国からの観光客が激減しています。

 

韓国と台湾が中国からいじめられています。しかし日本も対岸の火事だと無視できません。日本から多くの企業が中国に進出しています。観光業も中国からの観光客で潤っています。

 

一旦モメゴトが起これば日本も同じ目に合うでしょう。モメゴトの種はいろいろあります。どうしたら良いか。

 

少しづつ、目立たぬように、中国から撤退しましょう。そして内需を拡大しましょう。

ややこしい国が隣に在る、ということを意識するべきです。

 

ホンダのカーナビにマイルストーン賞

 

いまやドライブには欠かせないカーナビ。それを世界で初めて実用化したのはホンダでした。

 

ホンダが作った 「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケーター」 が米国電気電子学会(IEEE)のマイルストーンに認定されました。

 

1981年発売のアコードにオプションとしてつけられました。

GPSの無い時代です。作動原理は、透明なロードマップをセットしたブラウン管に車の走行軌跡が表示される、というもの。

 

そういえば思い出しました。好奇心旺盛な私は 「どんなのだろう」 と覗いてきました。すごいアイデアだと感心した記憶があります。しかし精度は良くなかった。

 

あれから36年経ったのですね。

「技術開発は成熟するまであたたく見守ってやるべき」 私の持論です。

これはその成功事例です。

 

森林保全へ新税

 

森林の大切さは今さら書くまでもありません。

二酸化炭素の吸収源として、水源の涵養として、大切な働きをしています。しかしその管理は国有林を除いて民間林業家に任されています。林業家は安い外材との競合で採算割れが続いています。国有林も予算削減で苦しんでいます。

 

何とかしなければ。

 

そこで総務省では森林保全を目的とする新税を検討中だそうです。個人住民税に数百円程度を上乗せする案です。

既に一部都道府県では独自に森林環境課関連の税制を実施しています。それに上乗せされます。

 

一般的に、税金が増えるのに賛成する国民は居ません。しかし私はこの新税には賛成です。

 

 

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